2019年11月7日B病院に入院。主に入院前に受けた検査の結果はA病院での診断と全く同じでDLBCL(びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫)の右下肢皮膚への再発(再燃)。A病院から送って貰ったPET検査画像には、右足太ももから足首にかけてガンが明るく光っていた。初発(左精巣)同様、自分で気が付いた箇所がすべて再発した場所の様であった。右下肢皮膚への再発以外は特段の問題は見つからなかった由。
- 脳MRI及び骨髄生検:脳髄液への転移・再発の兆候なし
- 血液検査:再発に伴う可溶性IL-2レセプター(sIL-2R) 858U/mL高値(上限値 474U/mL)以外は問題無し
- 遺伝子検査:ダブルヒットではないがシングルヒット(MYC異常)が疑われる(A病院と同じ所見) -生命予後がかなり悪いダブルヒットで無かったのにはホッとしたが、先生曰く”シングルヒットでも手強い”とのこと-しっかり戦わなければとの思いを強くした
再発患者の標準治療である自家末梢血幹細胞移植(自家移植)に向けた最初のステップである抗がん剤治療→多剤併用化学療法を受けることになった。この療法には私が受けたR-ESHAP療法以外にもR-DHAP, CHASER, R-ICE, R-GDP, R-DeVIC(これはCAR-T治療の際に使用された)等それぞれ薬剤の組み合わせが違う療法があるそうだ。R-ESHAP療法に使われる抗がん剤と点滴の時間軸は次の通り。
| 薬品名 | 製品名 | 時間 | 1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 | 6日目 |
| リツキシマブ | リツキサン | 〇 | ||||||
| シスプラチン | シスプラチン | 96時間連続 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| メチルブレドニン | ソルメルコート | 1 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| エトポシド | べプシド | 2 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
| シタラビン | キロサイド | 2 | 〇 |
リツキシマブはDLBCL初発治療の際のR-CHOP療法の時と同じ。点滴時間は忘れたが、毎回同じ要領で最初はゆっくりで問題無ければ2~3段階徐々に点滴スピードを上げていったと記憶している。実際の点滴は、上記の抗がん剤(メチルプレドニゾロンはステロイド薬だが、ここでは対腫瘍効果を目的に使用されている)以外に、吐き気止め(グラニセトロン)・胃粘膜保護薬(ファモチジン)・生理食塩液が使用された。
R-CHOPは2回目以降は1日(通院)で受けられたがR-ESHAPは上の表の通り6日かかる。シスプラチンは2日目の日中から96時間連続で6日目の同じ時間迄、就寝中もずっとである。全ての点滴に輸液ポンプを使えば時間が狂わないのだろうが、自然滴下だと患者の姿勢等で計算通りには点滴が進まず、大抵の場合遅れる。それで、点滴交換が真夜中になるケースも生じる。交換の際間違いがあってはいけないので、薬剤に張られているバーコードと患者のリストバンドを照合するシステムになっている。患者が起きなければいけない訳では無いが、24時間点滴に繋がれていると自然と眠りが浅くなるのか、大抵の場合目が覚める。他にやる事が有るわけでは無いので、一日中うつらうつらしていても問題は無いのだが、とても眠くてぼんやりした期間を過ごした記憶がある。
この記事でのポイント
闘病中はめげずにファイティングスピリットを持ち続けよう!
この記事(R-ESHAP療法)が治療全体のどのあたりなのかは、別の記事 再発診断からCAR-T迄の大まかな流れ – CAR-Tで悪性リンパ腫寛解 (positive-enma.com) を参照してみて下さい。











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