R-DeVIC療法

自家移植後にDLBCL(悪性リンパ腫)が再発(2度目)。いよいよCAR-T療法を受ける事となり、その前段の治療としてR-DeVIC療法を受けた。悪性リンパ腫の本によれば、自家移植前にうけたR-ESHAP療法同様初発時の抗がん剤治療R-CHOP療法で奏功したが再発、あるいは奏効しなかった患者向け多剤併用化学療法の一つとのこと。主治医から受けた説明では、CAR-T輸注迄がんの進行を抑える目的という事であった。2020年6月8日入院時に貰ったレジメンは↓の通り。

薬品名製品名1日目2日目3日目4日目
デキサメタゾンデキサート10:00-10:3010:00-10:3010:00-10:3010:00-10:30
カルボプラチンカルボプラチン10:30-11:30   
エトポシドべブシド11:30-13:3011:30-13:3011:30-13:3011:30-13:30
イホスファミドイホマイド13:30-15:3013:30-15:3013:30-15:3013:30-15:30
メスナウロミテキサン15:30-16:0015:30-16:0015:30-16:0015:30-16:00
メスナウロミテキサン19:30-20:0019:30-20:0019:30-20:0019:30-20:00
メスナウロミテキサン23:30-0:0023:30-0:0023:30-0:0023:30-0:00
DeVICレジメン R(リツキサン)は間をおいて6日目の点滴

この表の上から4つは抗がん剤、メスナはイホスファミドという抗がん剤が出血性膀胱炎などの泌尿器障害を引き起こしやすい為、そうした障害の発生を抑えるために使われている由。上の表以外の補液等がどうだったか忘れてしまったが、1日の最後のメスナ点滴が終わると翌日の抗がん剤が始まる迄は点滴が無かった様に思う。自家移植前のESHAP療法の時は足掛け5日の96時間連続点滴があり、寝ている間も含めてずーっと点滴に繋がれていた事を思うと、気分的にも楽だったしぐっすり眠れた様に記憶している。

R-DeVIC療法の説明資料には3週間毎6コースの予定と書いてあったが、実際には3コースで2回目終了後にCAR-Tの素となるリンパ球採取があり、3回目終了から約1か月後にCAR-T治療を受けた。過去の多剤併用化学療法(R-CHOP、R-ESHAP)を受けた際には一旦がんが消えたが、自家移植前のMEAM療法も加えた3度の化学療法により耐性ができたのか、今回右下肢に現れた腫瘤は消えるどころかだんだんと勢いを増していった。DLBCL(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫)は進行速度が週・月単位で進む”中悪性”に分類される。初発(精巣)は直ぐ手術で取ってしまったので別として、右下肢皮膚に再発した際の腫瘤(がん)の広がり方・スピードに比べると、今回(2度目の再発)の方が進行が速い気がした。CAR-Tを受ける事が決まっていたから良いものの、抗がん剤が効かないということが自分で確認できてしまう状況は正直気分の良いものでは無かった。落ち込んだ処で何かが変わる訳もないので、落ち込むことは無かった。生まれつきジャマイカ君(ふ~ん、じゃあ・まっ・いいか と、深く考えない)なことが、こういう場面ではうまく作用したかと思っている。

R-DeVIC療法で使われるくすりの説明 デキサート:デキサート注射液3.3mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典 (nikkeibp.co.jp) エトポシド:エトポシド点滴静注液100mg「サンド」の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典 (nikkeibp.co.jp) イホマイド:くすりのしおり | 患者向けわかりやすい情報 (rad-ar.or.jp) カルボプラチン:くすりのしおり | 患者向けわかりやすい情報 (rad-ar.or.jp) メスナ:くすりのしおり | 患者向けわかりやすい情報 (rad-ar.or.jp)

この記事が治療全体のどの辺りかは別記事を参照ください 再発診断からCAR-T迄の大まかな流れ – CAR-Tで悪性リンパ腫寛解 (positive-enma.com)

この記事のポイント

既存の抗がん剤が効かなくても落ち込まない、今は新しい治療法がどんどん開発されている 

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