経過観察33か月目:変わりなし・低栄養低免疫・CAR-Tは未だに超元気?

頑張って食べているのですが総蛋白・アルブミン共に低値で栄養状態の改善が見られませんでした。いつもは”検査中”となっているB細胞のデータを発見、CAR-Tがいまだに超元気な証?と勝手に推測しています。

血球

血算(5/16)結果下限値上限値
白血球5.23.38.6
血色素量10.313.716.8
血小板21.015.834.8

血球は今年になってからずっと同じ傾向で白血球と血小板は正常、血色素量が低値でした。低いと言ってもCAR-T治療後の一桁台の時の様なしんどさはありません。

アルブミン(タンパク)

前回の血液検査(4/4)で主治医より指摘があったアルブミンの値。その時点でも2~3月に比べて普通の量の食事ができるようになって(と自分では思って)ました。その後も3食ちゃんと食べてきたつもりでした。が、アルブミンの値は変わりませんでした。3週間前の状態を示すそうですので4月下旬に相当します。体調を崩したりしたことは無く過ごしていたのですが。よく食べて、良く寝るを積み重ねるしかないのでしょうね。

血液検査結果の表に総蛋白(TP)の数値も出ていました。下限値6.6 上限値8.1に対して検査結果は5.8。アルブミンが総蛋白の70%を占めるそうなので当たり前の結果なのでしょう。※総蛋白:詳しくは 総たんぱく(TP) | 肝臓に関する検査の一覧 | 肝炎.net (kanen-net.info)

免疫機能

毎回の成分輸血(献血ポリグロビン)にも拘らず免疫グロブリン(IgG)の値は低迷を続けています。CARーT が元気な証拠なのでDLBCL再発の懸念は殆ど無いものの、免疫が低いと様々な問題が起こりやすいので痛しかゆしです。

上限値1747・下限値861に対して400の輸血ラインを下回り続けています。昨秋は500を上回りいよいよ免疫機能が普通に戻るか?と期待ていたのですが。

IgA IgM

今回の血液検査結果にはIgG以外の免疫の結果もでていました。下の表のとおりです。いずれも下限を遥かに下回っていますね。IgA IgMについてはこちらを参照下さい 抗体の種類とは?|バイオのはなし|中外製薬 (chugai-pharm.co.jp)

免疫(5/16)単位:mg/dL
免疫結果下限値上限値
IgG3258611747
IgA1093393
IgM733183

B細胞 CD19 CD56

血液検査結果を見ていたら普段見ないB細胞に関する結果がありました。

B細胞(5/16)単位:cell/ul
Bcell結果下限値上限値
CD190110396
CD5625874254

CD19とかCD56は細胞表面マーカーと呼ばれているものです。詳しいことは自分も良くわかっていません。が、罹患した際の診断はCD19陽性DLBCL(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫)でした。CAR-T療法を受ける際の説明の骨子は、”CAR-TがCD19抗原が発現するがん細胞を選択的に攻撃する”というものでした。従い、CD19がゼロという検査結果は私の体内のCAR-TがCD19(がん細胞)を攻撃し続けていることの証左なのかな?と素人考えで思っています。診察中ならば主治医に質問できたのですが、帰宅してから気が付きました。

以前にも書いたかと思いますが、免疫グロブリンもCD19と”似た顔”をしているそうです。なので、CAR-Tが元気だと免疫グロブリンが低いままということになる由です。うーむ。

CD56はNK細胞関連のマーカーだそうですが、わずかに高い数値なので問題は無いのでしょう。

細胞表面マーカーについて 日本内科学会雑誌第97巻第7号 (jst.go.jp)

CAR-T細胞療法について CAR-T細胞療法について | メディカルノート (medicalnote.jp)

関節リウマチ疑似症状/腎臓

関節リウマチ疑似症状の方は何事もなく服用するブレドニンは1mg迄減少しました。血糖値も問題の無い値で推移してきたため、血糖値対策の糖尿病薬の服用も停止となりました。ブレドニンの服用も次回診察で終了となる見込みです。

腎臓の方が相変わらずで、軽度低下と軽中低下の間に何とか収まっています。

今回も最後までお読み戴きまして、ありがとうございます。

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