10月25日セカンドオピニオンを聞くためにB病院を訪問。大事なお話を聞き漏らすまいと家族も一緒してくれた。予めA病院の先生に用意していただいた以下の資料を受け付けに提出した。
- 紹介状(これまでの経過、今後の方針、主治医からみた問題点など)
- 病理検査・検体検査(検査で採取した細胞や組織を顕微鏡などで評価した報告書。がん細胞の進展範囲がどの程度か、リンパ節に転移があるか、治療方針に影響を与える遺伝子検査の実施状況などが記載されている最も大切な資料の一つ)
- 画像検査(CTやMRIの画像データをCDやDVDにしたもの)
対応していただいた先生のコメント:最初の治療終了後1年前後で皮膚に再発。標準治療としては大量化学療法併用自己末梢血幹細胞移植(抗がん剤治療後に自家移植する)となるが、1年内外で再発したということは抗がん剤が効きにくい可能性が考えられる。自家移植が不適・奏功しない場合は同種移植あるいはCAR-T治療の2案が考えられる。
自家移植は、自分の造血幹細胞を取って保存し抗ガン剤治療後自分の血液を少なくした後に幹細胞を移植(戻す)し、自分の新しい血で完治を目指すもの。完治する確率は約50%。使用する抗がん剤は初発時のR-CHOPをジャブと例えるとストレートx数回(大量抗がん剤治療)・自家移植の前にアッパーカット(前処置)と言った具合で副作用もそれだけ激しい。
同種移植は条件に会う他人の造血幹細胞を移植。兄弟がいる場合4分の1の確立で適合するがドナーにも身体的社会的負担を強いるので飽くまでドナーの意志が尊重される。骨髄バンクを利用すれば時間とコストはかかるが見つからないということはない。自家移植と異なり同種の場合は拒否反応が起こる・このことによる効果も期待できるが身体への負担は当然にある。
CAR-T治療は本年(2019年)日本で認可され来年1月から保険適用になる新しい治療法。自分のリンパ球を取り出しがん細胞を攻撃するリンパ球に加工してから体に戻すもの。加工は海外の製薬会社工場で行われ順番待ちの状態。保険適用とは言え、自家移植が奏功しなかった場合のオプションの1つ。自分のリンパ球を戻すと言っても強い副作用が起こる事が確認されていおり、ICU設備があり患者もがん以外の疾患がなく体力のある人でないと難しい治療とされている。CAR-T治療後に再発した患者の同種移植成功例が多いという報告もあり、自己移植→CAR-T→同種移植という治療も将来的には可能になるかもしれない。なお、CAR-T治療が実施される病院は未だ決まっていない(公表されていない)ので、決定を待つ必要がある。
具体的かつ丁寧な説明を戴いた。B病院で治療を受ける優位性も感じられたので、改めてCAR-T治療について詳しい説明を受けたうえでA病院の主治医に相談することにした。









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