経過観察21か月目:寛解継続/血球OK/免疫上がらず/CD4細胞/決め手に欠ける

10日ほど前になりますが、21か月目の経過観察に行ってきました。寛解継続中で2年の節目が近づきました。血球は相変わらず、免疫は輸血ラインを下回ました。”CD4がちゃんとあるから大丈夫だと思うけれど、念のため輸血”という経緯でした。決め手に欠ける静脈はまた看護師さんを悩ませてしまいました。

血球

2022/5/19 結果判定下限上限
WBC(白血球)10*3/μL6.5 3.38.6
HGB(血色素量)g/dL13.3L13.716.8
PLT(血小板)10*4/μL18.8 15.834.8
IgG(免疫グロブリンG)mg/dL386L8611747

血球は前月と全く同じと言っていい結果でした。血色素量の数値は前月よりやや上がったものの僅かに正常下限に届きませんでした。といっても、グラフを見るとこの1年くらいほとんど変化が無いとも言えます。

CAR-T輸注後の血球値の推移

CAR-T輸注が2020年8月31日でした。今回のグラフは日にちの間隔を反映していないので分かりにくいですが、1年前の2021年5月の数値以降は殆ど変化が無いことが見て取れます。

免疫グロブリン

IgG値は前回328・今回386で輸血により58上昇しましたが、輸血ライン400を下回りました。一度輸血すると70内外数値が改善していたのですが、今回はどうしたのか気になっています。来月の数値が跳ね上がっているとよいのですが。

CD4細胞

2か月連続輸血(献血ポリグロブリン)となりました。診察時主治医の先生が”CD4がちゃんとあるので大丈夫だとは思うのですが、念のため輸血しましょう”と言われました。「CD4?前にも聞いたことがある。免疫に関係あるの?」と自問自答しました。

IgGのグラフが上がったり下がったりのジグザクになる前、一方的に下がっていった時期がありました。400はおろか300切っても輸血の話がでなかったので、CAR-Tでお世話になった他の先生(白血病御担当)に質問したことがありました。”輸血しないで大丈夫でしょうか?””そうですねぇ、CD4がしっかりあるから輸血はしなくても大丈夫という判断でしょうね。ただ、輸血はした方が良いレベルだとおもいます。”といった、内容だったと記憶しています。

CD4陽性T細胞

IgGが300を切っていた頃は血色素量と血小板がかなり低かったので、そちらの方に注意が傾きCD4を調べることもしませんでした。ので、今回調べてみました。

結構難しい説明が多いので、間違っているかもしれませんがざっくりと以下に理解しました。~CD4自体は免疫系細胞表面抗原の1つで、CD4陽性T細胞はCD8陽性T細胞(いわゆるキラーT細胞)などの免疫系細胞にシグナルを送る役割になっている。ヘルパー細胞と呼ばれる~

つまり免疫細胞を活性化させるシグナルを送る細胞が元気だから、簡単には感染症に罹らないだろう・・・という意味の様です。ま、今はIgG400の輸血ラインルールとなっているので心配は要らないのですが、、、

参考情報:CD4 – Wikipedia

決め手に欠ける静脈

前月ブログに書きましたが、私の腕はどこに針を刺そうか迷う=決め手に欠けるのだそうです。今回も輸血の際に看護師さんがあれこれ迷っていたので、”比較的この辺りが多いと思うですけれど”と左腕内側を指し示しました。が、なかなかうまく行かず断念。結果右腕が採用となったものの、針先がすっと適所に入らず付近を試したためか出血し一週間程度跡がのこってしまいました。

看護師さんを悩ませないように、そして自分の腕も不必要に穴だらけにならないようにと思ったのですが、用をなしませんでした。改善策を考える必要がありそうですね。

前月のブログ(ご参考):経過観察20ヵ月目:寛解継続/血球OK/免疫低下/他山の石:更新さぼってすみません⤵ – CAR-Tで悪性リンパ腫寛解 (positive-enma.com)

最後までお読みいただきありがとうございました。

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