陽気が良くなってあちこちで歩いているうちにブログの更新をさぼっていました。すみません⤵ 半月前の事ですが、要約すると”変わりなし・特段の問題なし・免疫は相変わらず”でした。一月おきにに輸血を受けていますが、そこで思ったこと(他山の石)も紹介します。
血球
2022/4/14 | 結果 | 判定 | 下限 | 上限 | |
WBC(白血球) | 10*3/μL | 6.4 | 3.3 | 8.6 | |
HGB(血色素量) | g/dL | 12.9 | L | 13.7 | 16.8 |
PLT(血小板) | 10*4/μL | 16.1 | 15.8 | 34.8 |
半年前どころではなかったですね(笑)。白血球と血小板は正常範囲に留まっていました。一方、血色素量は4か月振りに正常下限を下回ってしまいました。先々月のブログで書きましたが、赤血球はずーっと正常下限に届いていません。下限値4.35に対して今回は3.9(前月4.2)とこちらも下がってしまいました。主治医からは何のコメントも無かったので、この程度の低下は問題ないという事と受け止めています。ご参考:先々月のブログ経過観察18か月目:PET検査問題無し/血球OK/免疫やっぱり低下/CAR-Tは依然元気? – CAR-Tで悪性リンパ腫寛解 (positive-enma.com)
CAR-T輸注後の血球値の推移
自分の事なので毎回通院時に血液検査結果を印刷していただきファイルしてます。従い大体は頭に入っているのですが、グラフにしてみると”気持ちよく正常範囲に入ってくれないかな”と思いますね。
腎機能(eGFR値)
自家移植治療時の抗生剤が合わず、それまで優秀だった腎機能が低下してしまいました。(詳しくは:自家移植後の薬剤副作用(腎機能障害) – CAR-Tで悪性リンパ腫寛解 (positive-enma.com) 何とか腎機能を維持・改善すべく蛋白摂取量と飲水量のコントロールをしてきました。そのお陰で少なくとも腎機能の維持ができてるのかなぁ と、思ってきました。が、”蛋白摂取量と腎機能に関連なし”との研究結果が発表されました。 (ダイヤモンド・オンライン記事 高齢者はタンパク質をとって筋肉量維持を!腎機能低下とは関連なし | ヘルスデーニュース | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)
主治医に腎機能の低下を指摘されて以来、本*を見ながら毎食の蛋白摂取量を記録して頑張っていたので、ショックでした。でも、関連なしなら蛋白量を少し増やしてどうなるか見てみよう!と、実験のつもりで臨んだのが今回でした。
*参考にした本:「腎臓病の人のためのひと目でよくわかる食品成分表:学研実用BEST」学研実用BEST『腎臓病の人のためのひと目でよくわかる食品成分表 塩分・たんぱく質・カリウム・炭水化物…知りたい数値がすぐわかる!』 | 学研出版サイト (gakken.jp)
一番右端の青〇が今回の数値です。結果は3か月連続の51.7。ひと月程度の実験で判断はできませんが、蛋白制限しなくても悪化はしない気がします。糖質とのバランスを少しずつ変えていこうと思っています。
免疫グロブリン
先月は輸血無しだったので下がることは予想していましたが、輸血ラインの400を大きく割り込んでしまいました。先月迄グラフの上り下がりの傾向がやや右肩上がりだったので、これほどの低下はちょっとびっくりでした。今回の値は328で、昨年8月の320以来の低さでした。
輸血の時に思ったこと
針を刺してもらう静脈の位置は覚えておこう
ということで献血ポリグロブリンの輸血になりました。採血の時もそうですが、看護師さんに「いつもどこに針刺してますか?」とよく質問されます。暫くの間は「看護師さんや先生によってまちまちです」と答えてました。本当に左腕でも右腕でも色々な箇所で点滴を受けたきたので、”プロなんだから自分で判断してよ”と内心思っていました。
ですが、あまりに何回も聞かれるので逆質問をしてみました。私:どこに刺そうか迷っちゃうわけですか? 看護師さん:ええ、血管が見え辛いとかではなくて良さげな血管がたくさんあるのですが・・・ 私:決め手に欠ける? 看護師さん:そうなんですよ~ 私:傾向で言うとこの辺が多かった気がします 看護師さん:やっぱり!では、ここで
決め手に欠ける血管なのだというのが本日の発見でした。今後は素直に”左腕ならこの辺、右腕ならこの辺”と答えようと思いました。
他山の石
輸血には1.5時間くらいかかります。カーテンはありますが、ベッドが10くらいある感じです。輸血の準備を待っている間、斜め前のベッドが気になりました。私より少し年上の男性が、半身になって手帳?をめくりながら点滴を受けていました。どういう姿勢で点滴を受けようがその人の勝手ではありますが、姿勢によっては点滴が遅くなってしまう為、入院生活の習性で気になったのでしょう。
その御仁「トイレに行きたい」と看護師さんに言うや否やベッドから立ち上がり歩き始めました。看護師さんが「ちゃんと靴を履かないと危ないですよ」と声をかけたところ、「大きなお世話だ!」と怒鳴ってトイレに行ってしまいました。余程急を要したのでしょうか? 用が済むとスタスタとベッドに戻られました。私のベッドの横がトイレだったので、”アレ?”と思ったその瞬間、怒鳴られた看護師さんがトイレの水を流しに行きました。
その看護師さんが本日の輸血をしてくれたので、「大変ですね」と声をかけました。続けて「今ね、自分に言い聞かせていたのですよ。ああいう風な老人になっちゃいけないと」と話しました。看護師さんは口に出さずに、表情で返してくれました。
小さな声で言った積もりだったのですが、私の話が聞こえたのかその御仁、その後は大変穏やかに看護師さんに話しかけていました・・・・
最後までお読み下さり有難うございました。
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