CAR-T後13カ月目の経過観察(血液検査)を受けにB病院に行ってきました。いつも気にしている血色素量・血小板・免疫グロブリン(IgG)は相変わらずの数値でしたが、腎機能の数値(eGFR)が悪くなっているとの指摘を先生から受けてしまいました。治りきらない口唇ヘルペスと共に次月通院迄の課題が増えてしまいました。
血球・免疫グロブリン(IgG)
血球の傾向は前月と変わらず、白血球・血小板は正常域内ですが、血色素量(ヘモグロビン)は”もう少しで正常域に”という辺りでうろうろと停滞を続けています。
| 2021/9/16 | 結果 | 判定 | 上限 | 下限 | |
| WBC(白血球) | 10*3/μL | 7.1 | 8.6 | 3.3 | |
| HGB(血色素量) | g/dL | 12.7 | L | 16.8 | 13.7 |
| PLT(血小板) | 10*4/μL | 17.2 | 34.8 | 15.8 | |
| IgG(免疫グロブリン) | mg/dL | 397 | L | 1747 | 861 |



問題の免疫グロブリン(IgG)、前月の輸血効果でやや回復も輸血ライン(400)ギリギリのレベルでした。今回輸血なしで様子を見ようとの先生の判断でしたので、グラフのこれまでの推移通りに320~330辺りに低下してしまうのでは?と思っています。一体いつになったら私の免疫機能は回復するのでしょうか? 無論、先生にも分からない事柄ですが、私同様に免疫機能が回復しないCAR-T経験者はいらっしゃるそうなので、私だけが特異な例ということでは無い様です。グラフ中赤い矢印で輸血と表示されている点以降の輸血ライン(茶色の線)を下回っている時には輸血をしています。

腎機能(eGFR)
腎機能に異常が生じたのは自家移植後に点滴を受けた抗生剤2種が身体に合わなかった、薬害という事でした(詳しくは自家移植後の薬剤副作用(腎機能障害) – CAR-Tで悪性リンパ腫寛解 (positive-enma.com)を参照ください)。当時、自家移植そのものは順調だったものの、高熱を発したり閉尿になってバルーンカテーテルを装着したりとトラブルだらけだったので、腎機能障害の理由を突き止めるべく担当の先生が必死にいろいろな事を試されていた事だけが印象に残ったのですが、落ち着いてから調べてみると確かに”不味いかも知れない”レベルの数値が出ていました。
腎機能障害が発生してから毎回の血液検査で「クレアチニン」「尿素窒素」「eGFR(Cre)」の3つの数値をチェックする様になりました。ただ、当時暫く同じ病院の腎臓内科の先生の診察を受け「透析を心配するような数値ではない。腎臓がダメージを受けており元の数値に戻る事は期待できないが、水を沢山摂取することを心がけてください」といった趣旨の説明を受け、以後毎回の数値を気にはするものの代わり映えのしない状況が続いていたため、正直関心が薄れていました。従って、今回主治医より「腎機能の数値が悪くなってますね‥」と言われた時はちょっと驚いた次第です。
病気診断には様々な指標・データが使われるので、この数値だけでどうこうという事ではありませんが、指標の一つであるeGFRについて検査結果の見方について価格.com – クレアチニン(eGFR)が高いとどうなる?基準値と疑われる病気について医師が解説 (kakaku.com)から下記の表をお借りしました。

自家移植前の血液検査結果を見るとeGFRの値が70以上で多くは90以上でした。つまり、G1かG2に収まってました。自家移植直後の腎障害発生時の値を見ると45を切り23、22といった数字が並んでいました。まさに危険水域でした。担当の先生が焦っていた理由が後になって推察された次第です。原因が抗生剤であるとの判断が付き、別の抗生剤に替えてから徐々に数値が回復し50~60辺りを推移するようになり(G3a~G2)、水を沢山飲むこと以外にできる事も無さそうなので次第に関心が薄れてしまったというのが真相です。

CAR-T(2020年8月31日)輸注後のeGFR数値の推移が上のグラフです。見てお分かりの通り黄色い60のラインと灰色の45のラインの間=G3aの領域を推移しているのですが、今回数値が45.9と灰色線ギリギリに低下したのが、主治医の注意を引いた様です。改めて過去の値を見てみると、CAR-T後の約一カ月は入院中で60乃至60に近い数字が維持されていたことに気が付きました。食事・運動・睡眠その他入院中と退院後は様々な違いがある筈で、単に「水を沢山飲む」事だけでなく腎機能を良くするためにできる事がある筈なので、できる事は全てチャレンジしてみようと強く思った次第です。
という事を家人に話したところ、「あなた何にも覚えていないの?」と言われ、”おいしい腎臓病レシピ””腎臓病の人の為の食品成分表”2冊の本がサッと目の前に現れました。「薬害で腎臓の値が悪くなった時に直ぐに調達して、あなたにも教えてあげた筈だけど?」とやや詰問調に・・・いつも乍ら頭が下がります。はい、はい、喉元過ぎれば熱さを忘れるのは私の悪い癖です、本を熟読し実践いたします・・・
口唇ヘルペス
口唇ヘルペス ― ワクチンの影響? – CAR-Tで悪性リンパ腫寛解 (positive-enma.com)に書いた通り今年の7月半ば以来口唇ヘルペスに悩まされています。1ヵ月前の受信日に主治医にお伝えし、皮膚科にも見てもらいましたが、その時点では症状が良くなっていた事と当日免疫機能を回復させるべく輸血(献血ポリグロビン)をする事もあってか、”様子見ましょう”で終わってしまいました。輸血で免疫が多少回復することは過去実績より想像が付いたので口唇ヘルペスを撃退できるかと期待しましたが、これがシブトイ・退勢を見せながらも消えないで時折ポツ・ポツっと上唇の周りに出現、もっと治りが悪いのが鼻で、外側にできたポツポツは消えたものの内側に何か残っている様子で、何ともスッキリしない状態が続いています。今回の主治医の診察時にこの状況をお伝えしたところ、塗り薬(ビダラビン)を処方してもらえました。市販の軟膏と成分は同じ様ですが、病院で出して貰った薬は何かしら効く様な気がして、毎日せっせと塗っています。日本人成人の略全員が体内に持っていウィルスではありますが、2か月に渡って出現しているのでそろそろ静かになって欲しいものです。
キムリア以外のCAR-T/Covid-19
以前ちらっとお聞きはしていたのですが、お世話になっているB病院では2種類目のCAR-T治療を始めるそうです。治療を受けらるCAR-Tの種類が増える事は、治療を受けられる人数が増えると思われるので患者としては嬉しい情報ですが、新規感染者数減少傾向にも拘わらずCovid-19(新型コロナ)の通常医療への影響は続いている様で、病床が削減された影響で移植病棟が満床の為にCAR-Tが問題無く製造され病院に届いているのに患者さんに処置(輸注)ができない、といった事態が発生しているそうです。CAR-T自体は冷凍状態で一定の保存可能期間がある筈ですが、患者さんの方はがんをコントロールしている状態なので、”早く受けたい”と言う思いが募るばかりでしょう。1日も早く通常医療が支障なく行われる様になって欲しいものです。










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