経過観察35-36か月目:CT問題無し/CAR-T依然元気/新型コロナに気を付けましょう/CAR-T3社

熱さが続き皆さん大変ですよね~。などと言って投稿をさぼっていたのをごまかしてしまいました。すみません。寛解3年経過時の評価は問題無しでした。お世話になっている病院では製薬会社3社のCAR-Tが輸注できるようになるそうです。一方で新型コロナ罹患で治療計画が狂ってしまう例もあるそうです。患者さんとご家族は気を付けましょうね。

3年経過時評価の総論

CT検査

これまでPET画像検査から、放射線被ばく量の観点でCT検査に変わりました。懸念すべき所見は無しでした。CT検査の欠点として皮膚等表層部分が弱いそうです。が、お風呂の際には自分で異変の有無をチェックしているのでOKだと思っています。

血液検査

こちらの方は相変わらず赤血球・血色素量と免疫が低い状態が続いています。が、担当の先生(血液内科と腫瘍内科)お二人とも問題ないとのお見立てでした。

血算(7/26)結果下限値上限値
白血球5.83.38.6
血色素量10.813.716.8
血小板21.615.834.8

基本的に毎回成分輸血(献血ポリグロビン)をしているので自力ではありません。が、同じ量の輸血に対する反応が良くなってきた様に思えるとの主治医の意見でした。次回経過観察迄7週間空けてIgG値がどうなるのか見てみることになりました。

CAR-T

3年前に私がCAR-T輸注を受けたのはキムリア(ノバルティス社)でした。その後ブレヤンジ(ブリストル・マイヤーズ社)が追加されています。今度イエスカルタ(第一三共/Kite社)も治療に使われるそうです。

現在3-4件/月のCAR-T治療が行われているそうです。今後治療可能件数が増えそうな感じですね。患者さんとご家族にとって朗報ではないでしょうか?

CD-19

CAR-Tが標的とするタンパク質CD-19は今回の検査でも見事にゼロでした!3年経過しても体内のCAR-Tは超元気の様です。6月の検査に続けてのゼロでした。

B細胞(7/26)単位:cell/ul
Bcell結果下限値上限値
CD190110396
CD5626374254
B細胞(6/27)単位:cell/ul
Bcell結果下限値上限値
CD190110396
CD5627474254

新型コロナ

患者さんが増えてコロナ病棟はかなり埋まっている様でした。悪性リンパ種患者さんの罹患も目立つようになっている様です。2か月続けて主治医より聞いた話は、

・ 悪性リンパ腫患者が罹患すると途中まで他の患者さんと同様に回復傾向を辿る。が、急に後戻りするケースがある。

いやいやそれはないでしょう?

・ CAR-T輸注入院前に普段同居していない家族も集めて焼肉パーティーをした。そうしたら、患者さんが罹患してしまった。スケジュール調整が難しく悩ましい。

最近のコロナなので患者さんも深刻な事態になることはないそうです。しかし、さすがこれは不味いですよね。CAR-T前2か月間は自宅滞在時も自主隔離するように指示しているとのことでした。

その他もろもろ

アルブミン値は低く依然として低栄養状態。腎臓の値(eGFR)はやや持ち直して51.7。関節リウマチの症状はずっと出ていない。炎症反応(CRP)は過去7回連続で正常値より高い状態が続いています。体のどこかが燃えているのでしょうか?

今回も最後までお読み戴き有難うございます。

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