経過観察19か月目:寛解継続/血球OK/免疫改善/新型コロナはやはり正しく恐れよう

CAR-T治療19か月後の経過観察に行ってきました。要約すると”変わりなし”でした。先月の輸血効果で免疫が回復しましたが、健常者の半分以下。新型コロナ第6波はピークアウト。でも、がん患者は依然として正しく恐れる必要ありとのことです。

血球

グラフを見てお分かりの通り血球3ついずれも正常範囲内で傾向もほぼ変化なしです。白血球は毎回数値が変動、血色素量・血小板は正常下限に張り付いたままです。なお、先月ブログでも書きましたが、赤血球は今回も正常下限をかなり下回っていました。経過観察18か月目:PET検査問題無し/血球OK/免疫やっぱり低下/CAR-Tは依然元気? – CAR-Tで悪性リンパ腫寛解 (positive-enma.com) でも、退院後数か月の様に上り坂がきつかったりせず、ゴルフで2万歩以上歩いても大丈夫なので問題なしと思っています。

腎機能(eGFR)

DLBCL再発時の自家移植治療の際に薬害で腎機能が低下したことは以前のブログで書いた通りです。経過観察13カ月目-腎機能低下? – CAR-Tで悪性リンパ腫寛解 (positive-enma.com) 腎機能を悪化させないように飲水と蛋白量制限に取り組んで来ました。が、外食機会が増えたりで目標通りに行かない日が多くありました。従い、数値が悪化しているのでは?と不安でしたが、先月と同じでした。

免疫が低いことより体内の単純ヘルペスウイルスを抑える目的でアシクロビル錠剤の服用を継続しています。ただ、このお薬が腎臓には基本良くないそうです。口唇ヘルペスが出現した際に勝手に多く服用したことが、昨夏の腎機能低下の原因ではと思っています。ですので、免疫が回復しアシクロビルが不要になれば腎機能の数値が良くなるのでは? と期待しているのですが、果たしてどうでしょうか。

免疫グロブリン

先月の輸血効果で435mg/dLと輸血ラインを上回りました。隔月で輸血となる現象が繰り返されています。ですが、上のグラフのジグザグ線が気持ち右肩上がりの様に思えます。つまり、輸血が必要なくなる時期がくるのでは?と、少しだけ期待しています。

新型コロナとがん患者

第6波が落ち着いてきた感のある新型コロナ。感染症の拠点病院でもあるので状況をお聞きしました。”病院としては落ち着いてきた”とのことでした。即ち、「新型コロナの入院患者は減少」と理解しました。

ところが、”総数は減少傾向も(血液)がん患者の罹患者が増えてきた”そうです。抗がん治療中の患者さんは時期にもよりますが総じて免疫が低い状態が続きますよね。新型コロナに限らず感染症には特に気を付けなければならないですね。

がんとコロナ、どちらの治療が優先?

気を付けていてもオミクロン株が相手では罹患者が増えてしまう、という事なのでしょう。罹患してしまった場合、免疫が低いためになかなか陰性にならないのが問題だそうです。がん治療中の患者が感染した場合、現状の病院対応としては感染症を優先しているそうです。が、長引くとがん治療に影響が出ます。抗がん剤投与のスケジュール等が大幅に狂ってしまいそうな場合、感染症とがんのどちらの治療を優先するか大変悩ましい状況に陥ってしまうとのことです。がん治療を優先した結果、医師が罹患したら病院の体制に影響が出てしまいますものね。

第6波ピークアウト後の新規陽性者数の減少スピードが非常に緩慢になっています。蔓延防止法は解除されましたが、第6波収束前に第7波に入る?という声もあります。がん治療中の患者さんはこれまで以上に罹患しないようにお気を付けください。<新型コロナ>「第6波収束前に第7波に入る可能性」感染高止まりで見えぬ出口…:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp) 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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