3年半の経過観察に行ってきました。CAR-Tは依然として超元気で再発の懸念はないものの今後も低免疫に気を付け輸血を受け続けることになりそうです。新たに骨密度に問題があることがわかりました!
採血10本!
半年ごとの経過観察時には研究用等で採決の本数が多いです。が、今回は10本!これまでの8本を超えて最高記録更新となりました。採血する方も大変だと思いますが、される側も何か居心地よくないですね。
血算
白血球、血色素量、血小板が全て正常範囲内になりました。1年ぶり位の事です。傾向として白血球高め、血色素量低すぎる、でしたが改善しました。ぎりぎりクリアですが・・
血算(2/7) | 結果 | 下限値 | 上限値 |
白血球 | 8.2 | 3.3 | 8.6 |
血色素量 | 13.9 | 13.7 | 16.8 |
血小板 | 22.1 | 15.8 | 34.8 |
CAR-T 欧米治験では10年後も元気なケースも
今回の血液検査では未だデータが出ていませんでしたが、前回(昨年12月)のCD19はやはり見事に0(ゼロ)だったそうです。治療前に1~2年でCAR-Tがおとなしくなって免疫が戻るケースが多い、と聞いていたのでレアケースなのかも知れません。
”国内のデータは4年程度であり数も限られている。欧米では治験者の中に10年CAR-Tが元気だったとの報告はあるが・・”。との先生の弁。私は保険適用されて直ぐにCAR-Tを受けた部類なので、先生方も確たることは言えないのは致し方ないですね。
CAR-Tが残っていても再発された患者さんもいるらしいので油断はできませんが、感染に注意して低免疫と仲良くして行くしかないですね。
免疫(IgG値)
前回の輸血から丸二か月の間隔があったので免疫の値が大分低下しているかと怯えていましたが、それほどでもありませんでした。ただ、血液検査をしないと分からないのでもどかしいですね。
腎機能(eGFR)
今回の値は危険水域でした。本当に腎機能が悪い患者さんと比べると大騒ぎするような値ではないようですが、、、。尿酸値を下げる薬を処方していただいているのでちょっと油断していたかもしれません。せっせと水を飲まなきゃ!と思った次第です。
膠原病内科(関節リウマチ)
一昨年6月に関節リウマチに非常に近い症状となって以来抗リウマチ薬の服用を続けていました。が、1年以上も何事も無い為前回診察時にお薬を止めてみることにしました。以後自分の手や足の観察を続けていますが問題は起こっていません。加えて1年程高かった炎症反応(CRP)が正常に戻りました! 値が高いときも特段痛みは無かったので、要因が何だったのかは不明です。
新たな問題ー骨密度
抗リウマチ剤と一緒に骨粗鬆薬(ビタミン製剤)を服用していて、骨密度に問題なければそれもやめる予定でした。骨密度を測定してもらったところ、腰の骨は82%でOKも大腿骨は66%で要治療との判定でした。ビタミン製剤を続けつつ、週一回服用のビスホスホネート製剤も服用することとなりました。朝一番180mlの水でのみ、その後30分間は何も食べずに横になってもいけない等ルールが多い薬です。忘れずに飲むつもりです、大腿骨を骨折したら大変ですものね!
新たな問題が発生しましたが前向きに取り組んでいこうと思っています。今回も最後までお読み戴き有難うございます!
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