ブログ更新をサボっている間に暦が変わってしまいました(笑)。CAR-T治療後16ヵ月目の経過観察結果をご報告します。血色素量と免疫グロブリン(IgG値)が正常域に届かないのは前月と同様。順調に回復してきた腎機能の値は足踏み。治療終了後1年経過時のCAR-Tの量がそろそろ分かる時期でしたが、PCR検査が混んでいる為に結果判明は遅れるようです・・・
血球・免疫グロブリン(IgG)
2021/12/16 | 結果 | 判定 | 上限 | 下限 | |
WBC(白血球) | 10*3/μL | 8.3 | 8.6 | 3.3 | |
HGB(血色素量) | g/dL | 13.6 | L | 16.8 | 13.7 |
PLT(血小板) | 10*4/μL | 20.6 | 34.8 | 15.8 | |
IgG(免疫グロブリン) | mg/dL | 368 | L | 1747 | 861 |
な~んだ、どれもオレンジ線より上か直ぐ近くにあるじゃない、良かったねーという声が聞こえて来るような気もしますが、最初の3つのグラフはオレンジ線が正常下限値なのでその通り”良い傾向”なのですが、最後のグラフはオレンジ線が”輸血ライン”で、正常下限値はオレンジ線の4倍以上高い所にあります。富士山の五合目迄何とか登りたいのに、一合目近辺でずーとウロチョロしている様な状態です。一合目からみると頂上は幻みたいのものですね。
過去半年超の間、輸血ラインを下回ったら輸血 → 翌月輸血ライン近辺に浮上 → その翌月輸血ラインを大きく下回りまた輸血 というサイクルを繰り返しています。前月輸血無しだったので今月はサイクル通り輸血となりました。ただ、、、今回の免疫の下がり具合がこれ迄より少ないのでは?ー先々月迄のグラフの下降線3本がほぼほぼ平行なのに対して、直近の下降線の角度がやや平らになっているので、今後緩やかに上昇に転じるのでは!と密かに期待しているところです。
腎機能(eGFR)
DLBCL再発治療中に腎機能が低下してしまった経緯や慢性腎臓病の重症度は以前のブログをご参照ください経過観察15ヵ月目:血球変化なし・腎機能改善継続 – CAR-Tで悪性リンパ腫寛解 (positive-enma.com) 経過観察13カ月目-腎機能低下? – CAR-Tで悪性リンパ腫寛解 (positive-enma.com)
前月ブログに書いた通り、摂取たんぱく量コントロールに励みつつ飲水量を毎日1.5L以上とする生活を2か月続け、”重症度1ランク改善か?”と期待をしていましたが、残念ながら小幅悪化もしくは停滞という結果でした。
このグラフで黄色線より上に行くと重症度が現在の(G3a 軽度~中程度低下)から(G2 正常または軽度低下)へと1ランクアップします。ステーキも、とんかつも、焼き魚も、お寿司も、半分~7割位で止めないと蛋白制限をオーバーしてしまうので食生活を一変しなければなりませんが、悪化して透析になったら大変な事なので、届かないかも知れませんが1ランクアップ目指して頑張りたいと思っています。
CAR-Tの量 と PCR検査
お世話になっているB病院の調査に協力し、治療終了後1年経過時点で私の血液の中にどれだけのCAR-Tが居るのかを測定してもらっています。この調査が開始された後からCAR-T治療を受けられた患者さんで調査に協力されている方々は、CAR-T治療後定期的にCAR-T量が測られているそうです。事前の話では昨年(2021年)中には測定結果が分かるのでは?という事だったので、診察時に先生にお聞きしたところ「いやー、其の予定だったのですが、研究所が混んでいて遅れているのです。(第6波前の)新型コロナが落ち着いている為に全数検査になって逆に研究所が混んでいるという構図です。CAR-Tの量を図るのもPCRなので、時節柄強く言えないので困っています・・・」という事でした。ブログ更新をサボっている内に第6波が急激に立ち上がってきているので、結果を聞く前に1年半経過時のサンプル採血が先になりそうです。ま、結果次第で何か追加の治療が必要とかそういう事ではないので研究所が落ち着いてからで良いのですが、体内のCAR-Tが元気なのかどうかは興味がありますね。
改めてPCR検査とは? 新型コロナウイルス 検査のギモンに答えます – Yahoo! JAPAN
最後までお読みいただきありがとうございます。
最近のコメント