経過観察24ヵ月:寛解継続(PET問題無し)/リウマチ改善もプレドニン服用のもやもやは継続・・

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全身を撮影したPET検査も問題なく丸2年寛解継続となりました!!前回のブログで報告した”限りなく”リウマチに近い症状も大幅に改善しほぼ元通りになりました。が、プレドニン服用は暫く続くようで誘発症状に気を付けねばなりません。リウマチっぽくなった件経過観察22/23か月目:寛解継続/関節リウマチ?/骨粗鬆症-顎骨壊死? – CAR-Tで悪性リンパ腫寛解 (positive-enma.com)

血球

2022/8/3単位結果判定下限上限
WBC(白血球)10*3/μL8.4 3.38.6
HGB(血色素量)g/dL12.3L13.716.8
PLT(血小板)10*4/μL19.3 15.834.8

今回は採血から診察迄の時間の関係で免疫グロブリン(IgG)の結果が出ていませんでしたが、新型コロナ第7波真っ盛りなので、値に関係なく献血ポリグロブリンの輸血を受けました。その他は変わらずというか安定しています。

CAR-T輸注後の血球値推移

関節リウマチっぽい症状

前回ブログでお伝えした通り一時は歩くのに杖が必要な状態でした。処方薬の服用を続けて1か月経ったあたりから日常生活に殆ど支障がなくなりました。診察では炎症が起きた箇所の触診と動作確認(言われた通りにして関節に痛みがあるかどうか)が主でした。ただ、免疫の暴走により関節に炎症が起こる病気なので、炎症がどの程度収まったかが一つの目安になるようです。その意味では血液検査のCRP(炎症反応)値で改善度合いは察しが付くという事かと思います。

炎症反応(CRP)推移

今回の値は0.2でした。正常範囲が0~0.14なのでまだ高いのですが、前2回に比べると大幅減少です。これまで自家移植直後で白血球がゼロだった時の 13.4 、CAR-T輸注後に失神したときの12.0がトップ2でしたので、今回がとんでもなく高かった事が見て取れます。免疫の”暴走”という言葉がしっくりくるグラフかと思います。

プレドニン

膠原病内科の診察を受けてから毎回数種類の薬を処方してもらっています。中でも強⼒な抗炎症作⽤と免疫抑制作⽤をもつプレドニン(プレドニゾロン)が主役の様です。5mgx4錠から始まり3.5錠→3錠と4週間隔の診察毎に0.5錠少なくなっています。効果が高い反面プレドニンが誘発する有害症状も多いようなので、極力早く服用を止めたいところです。しかし、世の中そう都合よくできていないようで、今後どうなるのか質問してみました。”3→2.5→2錠まではこのペースで減らしていって問題ないだろう”という答えでした。

副作用

患者の疾患・内服量・内服期間により様々とされていますが、医師のコメントを基に当面気を付けるべき副作用は次のようなものかと思っています。

・骨粗鬆症:骨がもろくなりやすい為予防薬を内服→強力なビスホスホネート製剤を使うと顎骨壊死のリスクありと脅かされた下りは前回ブログご参照下さい。今のところビタミンD3製剤が処方されています。

・糖尿病:食後血糖値が上がりやすくなる為予防薬(レパグリニド錠)を内服。極力間食をしないようにしているのが良いのか、今回の診察時も血糖が何とか正常範囲内に留まっていました

2022/8/3単位 判定下限上限
HbA1c(NGSP)%6.1 4.66.2

・易感染症:私の場合はもともと免疫力が低いので更に気を付けるということでしょうか

作用・副作用の詳細:副腎皮質ステロイド | 一般社団法人 日本リウマチ学会 (ryumachi-jp.com) HbA1cについてHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)ってなに?|生活習慣病部門 – 糖尿病・脂質代謝内科|診療科・部門のご案内|国立循環器病研究センター 病院 (ncvc.go.jp)

いつまで服用?

プレドニン5mgx2錠迄減った後はどうなるのでしょうか?診察時に当然質問しました。”経過次第”といったお答えでした。つまり症状が順調に良くなる・或いは無くなるならば・・ということなのでしょうが、ぶり返す事もあり患者が期待する様に簡単には治らないという事の様です。従って、もやもやは続いてしまいそうです。最も急に服用を止めると副腎不全症状を呈するステロイド離脱症候群になるリスクがあるので、徐々に減らしていくしか道は無いようです。

ステロイド離脱症候群|一般の皆様へ|日本内分泌学会 (j-endo.jp)

腎機能

前月に引き続きクレアチニンが正常範囲内に収まっていました。昨秋から今年始めにかけて蛋白摂取制限をしていましたが、効果無しとの調査結果を見て止めました腎機能が低下した高齢者では、タンパク質摂取が腎保護? 日本人対象縦断研究からの知見 | スポーツ栄養Web【一般社団法人日本スポーツ栄養協会(SNDJ)公式情報サイト】 (sndj-web.jp)。それ以降は特段何もしていません。数値が良くなったのは嬉しくはあるのですが、何が奏功しているのか不明でやや落ち着きません。

上のグラフは折れ線が上に行くと改善、下のグラフは折れ線が下に行くと改善です。

最後までお読みくださり有難うございました。

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